ラーメン屋のよめのブログ(札幌)

ときどき旦那のラーメン屋を手伝っています。

ごはんがなくなった、ケンタとられた

今日はラーメン屋のお手伝い

雨が降っている

今日はヒマかなぁ(本心:ヒマであってほしい、店主には言えんけど)

暇だったったら夕飯用に仕込もうと

パンの元(強力粉と水とイーストと塩を混ぜたもの、1時間毎に数回折りたたむ)

人参(グラッセにしたい)

ジャガイモ(ポテトフライにしたい)

を持参したが

閉店までにできたことはジャガイモを茹でただけ

しかも硬めに茹でたかったのに湯を切る暇がなくでろでろになってた

店の中に人が密集したため裏のドアを開けっぱなしにした。その前にあったパンの元は寒さのせいで発酵せず

にんじんは原形のまま

なにもできなかった

いや、忙しかった

カウンターの外からは店をやってるありがちな普通の夫婦に見えたと思うけど

カウンターの中は超殺伐としていた

お互い無視をし続け、返事は目で返す(うるせーだまってろ的な)

チャーシュー丼(私が担当)がとにかくめっちゃでた

ごはんが途中で無くなった

店主は『何で早く言わねーんだよ追加で炊けただろー』

と思ってただろう、けど

私は『何で毎回毎回追加で炊いてんだよ、8合炊こうが10合炊こうが電気代そんなかわんねーよ(多分)、追加で2合炊くとかおかしいだろ、最初から1一升炊いとけよ』と思ってた(あとで言ったら、一升ってなにって返ってきた)

殺伐とした中でも

ちょっとしたふふって笑えることも起きる

おじいちゃんと(おそらく)孫のお二人連れのお客さん

注文を取りに行くと

おじいちゃん『しおにチャーシューを2つ』

私「はい」

おじいちゃん『ごはんはいらないって』

いや、いらない注文はいらん

こういうおじいちゃん大好きだ

 

夕飯にケンタッキーフライドチキンを買った

オリジナルチキンを6ピース買って

2ピースづつ食べて

1ピース(一番すきなドラム)は明日食べよう、ドラムならそんなに硬くならんやろう、と残して

もう1ピースは店主が半分食べた

私「半分ってなんやねん」

店主『明日食べる』

次の日店主からのLINE

『チキンとビスケット(店主が残した分)部屋から持ってきた』

「はいよー」

家に帰ってケンタの箱を除くと

店主の食べ残しの半分のチキンのみがコロンと・・・

なんで?

ドラムはどこ行った?

なんで?

ぜんぜんわからんかったけど答えが見つかるはずもなく、チキンに罪はないので食べた

なぜ私が店主の食べ残しを食べることに?

嫌がらせやな

次の次の日に問い詰めた

食べ残したことを忘れてたとのこと

忘れるわけがない